■「キューティー・ブロンド」★★★★☆

 ブロンドで巨乳だからってバカにしないでよっ、やる時はやるんだからっ!という女の子が活躍するプリティーコメディー。

前に生徒ちゃんの一人が「すごいかわいいー、ああなりたいー」と言っていたのを思い出す。Sちゃんというちょっとした問題児ちっくな子だったんですけどね。わりとヒットした作品だったので、ある程度作品の概要は見聞き知っていたものの、楽しく見ることが出来ました。何も考えないで「わははー」といいながら見ることが出来る作品かな。もしがっちりと見たいならジェンダー観点に立ってみるといいかもしれません。

■「青の炎」★★★☆☆

 いまやホラー界といえばこの人!感のある貴志祐介原作、天下無敵じゃにさん率いるジャニーズの嵐メンバー、ニノミーこと二宮君の主演、アイドルトップて言ってもいいよね?あやや出演、演劇会の巨匠といえば蜷川幸雄監督作品ということで大分話題になった。

これほど悲しい殺人者がいるだろうか、のキャッチコピー。少年のやりきれない思いを描いていたんだろうと思う。蜷川ってまだ青い少年の上半身とか出すの好きだなあ。精悍とはまだ言いがたいそんな体に魅力を感じるのかな?身毒丸で藤原達也はすっぽんぽんになったらしいし。この作品は淡々とした中にいろんな苦しさがありました。原作も読んでみたいなあ、と思えた。