ビバビバ先輩

 私が好きな教育テレビに、「ようこそ先輩」というものがあります。各方面で活躍している先輩が、母校の小学校で、子どもたちに自分の持っているものを伝えていくというものです。それはさまざまな世界で、今日私が見たのは文楽の世界で活躍する人が、母校の大阪の小学生に文楽を伝えていました。

 いいよねー、そういうの。母校の有名人って皆さんいますか??私の小学校は特になし、中学校も特になし。高校がかろうじて作家を二人ほど輩出しています。でも実際「えらい人の銅像」とか見ても「誰、これ??」くらいの気持ちしかないですよね。私の母校からは、有名な評論家の亀井勝一郎先生{明治40年〜昭和41年}*1と、久生十蘭先生{1902-1957}*2くらいなものなのです。

 はっきり言って、短大に進学するまでさっぱり興味のなかった人たちで、図書館の亀井先生の銅像、いつも見るたび、鼻の穴に指を突っ込んだりしていました。ぐへへ。

■肩こりとか

 またすごくなってきました。考えすぎですね。サロンパスをはりつつ、磁気ネックレス(母からのプレゼント)と、磁気ブレスレット(母からのプレゼント)で完全に私は全身ピップ野郎です。私から何万ガウスという磁気がゆんゆんと出ていると思います。しくしく

*1:在学中新人会に入り、1932年プロレタリア作家同盟に属し「ゴーリキー論」などを発表。1933年同人雑誌「現実」の同人となる。雑誌「文学界」を中心に評論家として活躍。転向後の精神的彷徨をへて自己救済の道を日本の古典や仏教思想に求め、「人間教育」「信仰について」「大和古寺風物詩」「親鸞」などを書いた。飛鳥、奈良文化への強い関心から一種の美的伝統主義に立ち、そこから日本人の精神的研究に向かった。敗戦後もその追求は続けられ、1948年「現代人の遍歴」1949年「愛の無常について」、1952年「知識人の肖像」などがある。1960年「古代知識階級の形成」にはじまる日本人の精神史研究は中世までで未完に終わった。資料「コンサイス人名辞典 日本編」1988 三省堂

*2:幻想文学作家