意気高揚で内定者の就職活動は再開する

 昨日、全体会だった。相変わらず早くから家をでるはめに。とは言いつつ、常に30分前行動な私なので、30分前プラス10分くらい前に着いてしまう。渡せるのかどうかすら怪しいクリスマスプレゼントを買ったりして時間つぶし。その後少し早いが会場へ。何人かの先生に挨拶して席につく。そして黙々と読書開始。今読んでいるのは坂口安吾だ。男も女も本能のまま生き、男は愚かで女は痴れ者なんだなあ、と無頼派の純粋な「ダメ人間」っぷりに感動する。全体会が始まり、偉い人の話が始まる。私は「ぼーっ」とする。その後教科別に分かれる。冬のテキストを配布された後、センター試験のことについて話し合う。

 さあ、こっからが祭りなのだ。全体会の締めはお決まりの意気高揚。私もいつもヘラヘラ笑いながらバカにしているガッツコールだ。今日は少し違う。なんと来年の内定者が大量にいるのだ。まあほとんどが小中の内定者で、受験科に配属されるのは一部のエリートだけですが、会社の体質をここでとくと見るがいい!とは言いつつ中途採用とかだと私みたいなボロでも配属されるんですけどね。受験科。

 ガッツガッツガッツガッツ!!!!!


 いつもどおり始まる手拍子とガッツコール。今回は時間講師の先生が叫ぶ。私の知り合いの先生も何人か叫ばされている。「ああ…憐れだ…」と思いつつ内定者の方を何気なく見てみると…。

 呆然とする顔っ顔っ顔っ!!( ゜Д゜)ポカーン

 ほんとにぽっかりと口を開けて視線の先も定まらない若者の群れっ群れっ群れっ!!

 若者よ。この会社はこういう会社なのだ。
 若者よ。この会社はこれを乗り越えないとダメなのだ。
 若者よ。これは決して奇異な行動ではない。
 若者よ。みんなこれをやって大きくなったのだ。
 若者よ。まあ、私はいなくなるけど頑張れ ( ゜Д゜)グラッチェ

みんな、頑張って欲しいです。特に京大出の才女。うちの会社、三年以上働く女の人少ないからね、大体一、二年で辞めちゃう。あなたには頑張って欲しいーっ