両腕です。

 持っている荷物が重すぎて、両手が筋肉痛になってしまいました。きっとダンベル体操しているような感じです。駄目ですね_| ̄|○

 今N○Kを見ていたのですが、高校生が部活を頑張っていました。柔道のドキュメンタリ?だったのですけど試合会場のザワザワという人のざわめきと、そして応援する声、一生懸命な声が響く。そんな所を見ているとなんだか切なくなってきて泣きたくなるものです。

 私はもともと「頑張っている子」を見るのが嫌いなのです。頑張っているから泣きたくなるのです。高校時代、バスケ部のマネージャーをしていましたが、私は「がんばれ」とは言いませんでした。苦手なんです。みんなが今も十分頑張っているのをしっていたから。強い子はそれで奮い立ちます。でも弱い子は潰れてしまうのです。

 現在三年生で「泣きたくなるほど」頑張っている生徒を見ます。見るからにげっそりして痛々しいほどです。みんなに「大丈夫??」と言われるそうです。私も授業のネタとして「大丈夫ー??笑ってても痛々しいよーw」と言っていたのですが、二人になった時にふと「僕ってそんなにやばいですか?寝てるし食べてるし勉強もそんなにしてないんだよ」と言い「ほんとみんなに言われるからそれがぶっちゃけいうとつらいっす」と言っていました。

 もしかして受験を通して自分が「かわった」のかもね。大人になったのかもしれないね、その大人の顔にみんなまだ慣れて無いから騒ぐのかもしれないね、私もだけど…と言ったら「かなー」っと言っていました。

 今まで3年塾の先生をしてきて、最初の一年半はほんと「ただ生徒と接して教える」だけ、今の一年半は「生徒を見ながら教える」という感じで自分も変わってきたような気がします。生徒の心の変化を読み取って声をかける。大体みんな何かあって話してくれます。塾の先生も、もはや「ただ勉強を教える」だけではなく、「カウンセリング」もしなければならなくなっているのかな。だって「口下手」だったり「鈍感」な先生だと生徒の気持ちの変化を読み取れず苦労してるしな、と思うのです。

 来年はこの会社で働いているかどうかはわからないけれど、まずは今持っている子達が楽しく勉強して、楽しく生活できるようにびしびしと見守っていかなきゃならないんだなあ、と10時に起きたくせに偉そうに書いてみたいと思います。昼の12時が朝と感じる職業は駄目だと思いますけどね…。