文学っていいなあ

先日行った伊豆で、Ｍ先生と、部屋でまったりとしている時に「文芸創作」の話になりました。現在紙媒体での活動よりも手軽で尚且つ多くの人に見てもらうことができる「ネット創作」が主流になって久しい。しかしその実文学自体の質は落ちているのではないか？という話になったのです。なかでも私たちがつるし上げたのは「ポエム」。ネットで詩、なるものを垂れ流ししている人の多くは、「ただ感情を散文で表しているだけ」であり、それは決して心の叫びを感じられる詩ではない。ただの日記ではないか、あんなのポエムとは認めない、というのが私たちの出した答えでした。やっぱり心を打つものって何か違います。ちなみに勘違い散文サンプルとしては

眠れない夜

私の心は貴方で満たされ

それが苦しくって

今にも泣き出しそうなの

どうか私を眠らせて

この苦しさは喜びではあるけれど

みたいな感じですな。全くそんな気持ちも持たず、こんなの書くやついるな、くらいで二分もしないで書けるものです。文学は敷居の高いものではないけれど、でも希望の勉強は大切だねーと話し合いをしているときに「久しぶり文学談義」で嬉しくなってしまった私でした。